インタラクティブ・ライブ2003終了
ご来場の皆さま、在宅参加の皆さま、おつかれさまでした。
今回、映像ディレクタ−という大仰なポジションにかなりのプレッシャーでしたが(ディレクタ−とか言いつつ末端作業まで自分で行うわけだが)、ひとまず肩の荷がおりました。
あの「成功したほう」のエンディングは、スイッチのタイミングが難しいもので、物凄く緊張しましたよ。
実際には、これを書いてる時点で既に一月近く経過してるので、大半の出来事を忘れつつありますが。
長文をまとめるには記憶が欠落してきているので、以下覚書調に、ざっと。
裏方としては、楽曲「サトワン暦8869年」の手前ではもう殆ど「共鳴失敗」と判断しており、バッドエンディングに向かう為の映像をスタンバイしていたのだが、土壇場で「しるし」の同時二つゲットに大慌て。それより「もうダメかも」という時の、会場のテンションの下がりぶりが、やたら正直な反応だった。曲終わっても歓声が疎らだったり(笑)
あれはライブの構成上問題ないのだろうか。
大阪ライブでは、後ろのほうで立って踊るという御方も結構いらっしゃった様子だったが、東京は、最終日アンコールまでスタンディング無し。ホールの造りの所為もあるのだろうけれど。
映像操作ブースの場所からは、お客さんの後ろ姿が良く見えたのだが、アップテンポな曲の時などは、踊りたそうにしている人もずいぶんいらっしゃったようにお見受けした。
いわゆる不幸な終わりのほうは、「本物のヒラサワ」のトリックスターぶりと「ヒラサワB」の存在感が、きちんとフォローされてるところが、構成としてグッドだと感じた。
とはいえ、いきなり最終日の幸せなエンディングだけ観た人には、上記の物語構成が伝わリ辛いのではないかという一面もあった。
今回のインタラクティブライブは、前作「賢者のプロペラ」よりも、動員数が増えたそうな。前作あたりで、ストーリーの難解さやネットイベントでのハードルの高さを、誰彼となく指摘されていたし、個人的には一見さんには辛いのでは?という危惧もあったけれど、アンケート結果を見る限りでは概ね好評だった模様。
もちろん、前作と比べれば見た目の面白さなどは、かなり改善が試みられているし、ライブのダイナミズムを極力失わぬような工夫も成されていたと思う。エンタテイメントなんだから、体感して面白くないと意味がないもの。
それにしても、エンディングでの「泣かせ」る展開や、彎曲表現が殆ど無いメッセージも、ストレートすぎて、平沢進にしては珍しいのではないか。
現場初参加によって、舞台監督さんや、音響さん、照明さん、特効さん等々、大勢の裏方さん達の連携によってステージが成り立っている様を、直に体験する事ができたのは大変勉強になった。今後、色々な公演を観る目が変わってしまいそうだが。
映像については、PVメインの曲を除いては、ナマ平沢映像を積極的に映すように努めてみた。前作のライブよりも男前度がアップしていたように思う。
以前から書いている事だけれども、PVはさすがにネタ切れの感じが否めないので、あの方式の作り方を続けるならば、そろそろ全く作風の違う人が出てきてくれると良いのだが。
在宅オーディエンスはサーバ負荷等で大変だったそうだ。あれだけ屈強な日経のサーバが激重になるなんて、やはりブロードバンドの普及でアクセス数が増大した事が原因なのだろうか。
とりあえず作った映像クリップのバックアップを取ったのはいいが、数十ギガに及ぶファイルはDVD-Rに収めても膨大で邪魔。
以上。ライブ用に作ったCG画等は、後々アップする、かも。
