音楽産業廃棄物
出版社: ブッキング ; ISBN: 4835441826 ; (2005/06/29)
私の担当は附録CD-ROMの改訂作業です。
詳細はファッシネイションのサイトをご覧ください。
http://www.fascination.co.jp/moderoom/
収録されているアプリの内容自体は旧版と同じで、旧版を既にお持ちの方には意味が無いし、当時はともかく今のレベルで考えてあのクオリティはどうなのかと。個人的には中身そのものより、絵の古さだとか、デザインの悪さの部分が気になりますが、予算の都合上そのあたりはノータッチという事で、変更部分はブラウザ系のみ。
尤も、自分は平面系のデザイナではないので、作り替えたところできちんとしたものが出来るとは限らないのですが。当時は出来る事と出来ない事との見極めが出来ていなかったというだけで、いま新規でこのような仕事をご依頼されてもお断りしますし。やはり餅は餅屋といいますか、それ専門の人がやったほうが効率も質も良いわけで。
「じゃあ少し明度上げて調整しておきますね」メールでの打ち合わせで、たまにデザインっぽい単語を書こうと思えば、真っ先にメイドと変換する俺の辞書プログラムよ。
はいはい死ねばいいですよ。
実用的なコンテンツとしては、やはりディスコグラフィーやLIVE公演記録でしょうか。これらの追加、改訂作業は基本的に高橋かしこ氏の原稿をコピー&ペーストしていくだけなので、労力としてはさほどのものでも無いのだけれど、校正やチェックを何度も入念にやって頂いているにも関わらず、最後までどこかしらミスは出る物で、資料本の制作はつくづく大変なものなのだなと感じる次第。
とにかく、これほどの資料を編纂された高橋さんのお力には、敬服いたします。
新規で追加されたのは、書籍内にも記載されている平沢・P-MODEL年表や用語集を、ディスコグラフィー・LIVE公演記録等とリンクさせたデータベースで、具体的にどう役に立つかはともかくとして、とりあえずリンクを辿って見ているだけで、なんとなく25年の足跡が分かったような気になってきます。AMIGAハードの写真も満載で、詳しくなったような気になれます。お薦めです。
やはり自分が関わった仕事あたりの年代については、作業していると色々記憶が蘇るものです。冷や汗を掻く事ばっかり思い出して、かなり嫌ですけど。
それからメジャー在籍時の平沢氏のスケジュールの詰まり具合が凄い。年表で見るとよく判る。体を壊されるのも尤もだと思った。
