賢者のプロペラ CG設定資料 -大ロタティオン 三面図&透視図 -

 「賢者のプロペラ」について、平沢氏からのオーダーは当初、ミャンマー・パコダ(仏塔)調の装飾が施された風力発電塔のようなもので、二枚羽根のプロペラの中心には太極図(陰陽のシンボルマーク)が記されている。という感じでした。
 それが最終的に宇宙を飛んだり巨大な蓮の花を咲かせたりするものに変化したのは、完全に私の捏造です。

 あの楽曲から何をどう錯誤したら、こんな結果になってしまうのかを自ら省みるためにも、ここに資料を公開します。

 尤もこういう画が嬉しいという人は皆無に近いと思うのだけれど、あえてその点からは目を逸らしがちに自己満足を貫いてみたい。
 画像サイズはどれも1000pixel幅以上、最大で2800pixelと大きめです。他にも中ロタティオンの線画含め、GIF画像をまとめてzip圧縮してあります。

rotps.zip(約2MB)

縮小図面

※サイズが大きいのでスクリーン上では見づらいかもしれません。また画像サイズ(解像度)を変更される場合は、色数を24bit以上に変更してからのほうが、アンチエイリアスが効いて綺麗にご覧いただけるかと思います。


◎以下、かなりいい加減に補足や大きさの概算など。

大ロタティオン

プロペラ幅

500m

全長

253.5m

備考

地球周回軌道上で幾千年毎の「開花」を待つ。古代錬金術の知恵で建造されたというよりは、どうみてもオーバーテクノロジー。
総重量不明。外壁は純金か、または賢者の石やオリハルコン等の金属で被われていると想定。
これらの比重は金を上回るとも言われるので、結果としてかなりの重量になってしまう。妥当とするならばメッキのような薄い箔。
とか電波な事書いていますが、気にしないでください。
(※追記:ロタティオンVideo Clipでは、中心部に宇宙から飛来した巨大な蓮の実状のエネルギー機構が搭載されている)

中ロタティオン

プロペラ幅

23m

全長

32m

備考

ミャンマー・マンダレー地方の仏教遺跡バガンに聳える。錬金術と仏塔様式が融合した建物。大ロタティオンを起こす為のキー装置。
内部にプロペラと連動する錬金術用の炉と蒸留器が設置されている。駆動装置としてウロボロスの石盤がある。

小ロタティオン

備考

別名ロタティオナイザー。“平行郷錬金術大プロペラ団”の眼前で、小ロタティオンが引き起こされた。賢者sato-kenの頭上で黄金のプロペラが回る。
響きは素敵だが、実際の外観はヘルメット状の物体に金色の竹トンボが装着されたが如き様相。というか、激しくドラえもん風味。