平沢進 INTERACTIVE LIVE SHOW 2009"点呼する惑星"

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 点呼無事終了。最終日のブースで歓声を聞きながら若干胸を撫で下ろす。良いショウでした。
 中川悠京さん(一部原画担当)と札幌から上京の夕凪さん(PHONON2550一部編集担当)とで、しばし内輪の三人反省会を行い帰宅。
 それから丸二日間を眠って過ごした。
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 今回で10作目の公演となる平沢進インタラクティブ・ライブショウは、4月16から18日までの3日間、江戸川区総合文化センターにて行われた。自分は前作に引き続き、主にCG関係のディレクション、というか制作をさせていただいた。
 実をいえば、前作の比でない程にタイトなスケジュールだった。CG素材は予定された締め切りを大幅に超過。
ミスが判っていても修正する時間が無く、そのまま使用したカットや、申し訳なくも組み込みに間に合わず使用を断念せざるを得ないシーンも幾つかは有った。

 そんな状況下で曲中映像のほぼ全般を担当してくださったVJ岩下達朗さんの手腕には、敬服しきり。
アッパーな表現から叙情系まで音と絵をダイレクトに結びつける様は、本当に素晴らしかった。
 岩下さんが居なかったら今回の映像演出は完全にアウトだったろう。考えるだに恐ろしい。

 中川悠京さんには、演奏開始のトリガーとなる「フィア・カスケーダ」と分岐選択イベントの「神経、フラスコ」インターフェイスの原画を描いて頂いた。しかし、制作時間の短さ故、全て1.2日で仕上げたので、あまり原画の良さを活かせてはいないかと......才能の無駄遣いをさせて申し訳ない。

 今回のライブは、SP-2とRANGさんのパフォーマンスが舞台を華やかに飾った事もさることながら、ストーリー進行の上でも、RANGさん演じるASTRO-Hue!のキャラクターが、物語世界の語り手と観客(読み手)との仲介役として効果的だったように思う。

 物語に関連するCGイベントについても、ともすればライブ感を殺いでしまいがちな事に、いつもすっきりしない気持ちで居たが、今回に関しては比較的上手く機能できたかと、そんな気がした。

 とはいえ、ざっと挙げられるだけでも、映像技法的なバグ、インターフェイス視認性のバグ、単なるオーサリングミスによるバグ等々、反省点は数限りなし。


 以下余談ながらCG画にまつわる話。今回のビジュアルは全体として「淡々と気持ち悪い」感じを狙ってみた。

 宇宙船はレトロフューチャー的なフォルムへ水棲生物をヒントにした曲線を加味、さらに縄文様を刻印。モチーフは他にも色々混ぜてあるが、あえて内緒。

 「トゥジャリット」と名付けられた構造体はM.C.エッシャーの回廊が元ネタ。しかし殆ど装飾を加えず、直方体や円柱といった、古臭いCGオブジェクトの組み合わせで構成した。
 部品の見た目や、各ターゲットへの到達ルート自体は単純なものの、一度にターゲットを二つ破壊するボーナス的なイベントが存在するために、全体の構造は大変に複雑なものとなってしまった。もはや正しい構造を把握しているのは私一人だけである。そもそも自分で書いたフローチャートを参照しないと覚えちゃ居られない。

 飛行機は「論理空軍」からの流用だが、10年も前に作った稚拙な作品と、もう一度向き合わねばならないのは、精神的な意味で拷問というか。
 そもそも当時とは制作環境やツールが違う為、当時のデータを復元するのも、そう容易な事ではなかった。

 以上であります。

 元々身体を壊し気味のまま強行した事もあって、ライブ終了後も体調が戻らず発熱したり治ったりを繰り返している。とりあえず減少した体重を、ある程度戻したい。

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